Go by local-train

掘り下げても掘り下げても終わりのない乗り物趣味の探求記

5年前の夏休み(完)

donkou-biyori.hatenablog.com

↑前回。

青森に着いたけど

さて、前回函館駅で撃沈した当時小学生の私。

気づいたら青函トンネルを潜り抜け、

次に撮影した写真は…

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いきなりどこですか

はい。

全く違う列車でした。

普通は青森に着いたらもっと撮るべきものが

たくさんあるのですが、

青森に着くころにはかなり遅延していたみたいで、

特急つがる号(写真の列車)に乗り継ぐため

撮っている暇がなかったんでしょうね。

そしてそのつがる号にて到着したのは

同じく青森県弘前

出ました難読地名。

これ、 ひろさき と読みます。

ねぷた祭りで有名です。

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コンコースにもねぷた

ここでしばし小休止。

乗り継ぎ列車を待ちます。

写真には写していませんが、

弘前に着いたのは朝の7時前だったので、

駅の店舗がヴィドフランス以外開いておらず、

そこで祖父と朝食をとった記憶があります。

結構無理な行程組んでたなと今になって

反省しています。 ごめんなさい、、、

本州の最果てへ

しばらく時間をつぶし、

ホームで列車を待ちます。

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3両。 初めて見たときは驚きしかなかった。

始めて見る列車が次々とやってきます。

私の乗る列車も発車標に現れました。

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両方全車指定。

私の乗るのは下の方。

難読地名に呪われてるんですかね。

小学生には読めません。

ちなみに、

三厩(みんまや)

と読みます。

しかし先発の列車がいるので

まだ待ちぼうけです。

お、なんか来た。

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この列車には2019年に乗車を果たしました。

海沿いを遠回りして青森~秋田間を結ぶ観光列車。

先発のリゾートしらかみ号がやってきました。

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ロゴがLEDの部分にも描かれています。

この列車はこのあと私が乗車する列車の

兄弟的ポジションで、共通点として

同じ車両を使っていたり、

列車名にリゾートがついているところがそれです。

そして入線。

乗車する、

リゾートあすなろ竜飛号。

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こちらは少し明るい色調。

「竜飛」(たっぴ)とは行先の青森県の西側の半島、

津軽半島の果て、竜飛岬からきています。

列車が入ってくるときに撮った写真が

あまりにもひどかったので

外観は後程。 車内の様子は…

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人の映り込みがすごかったので、切ってます。

縦長で分かりにくいですが、

しっかり倒れるタイプの椅子です。

地味に高床になってて景色が見やすくなってます。

快適すぎて乗ってすぐ撃沈し

終点まで行ってしまいました。

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列車の外観。 しらかみと同じ顔。

終着の三厩に着いてしまいました。

区間爆睡。

それだけ快適ってことなんですが、

もったいないからか悪く聞こえます。

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本当に終点。

最終目的地の竜飛岬目指してバスに乗り継ぎます。

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小さな駅舎。

バスに目的地のラッピングがされていました。

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青函トンネル記念館に行きます。

明朝通過した青函トンネルへ向かいます。

向かうといっても海底よりも下にあるので

地中に潜る必要があるのですがね。

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お昼はここで後程いただきました。

到着。

バスでも寝てしまったため写真はありません。

遅くまで起きていた弊害がすごく出ています。

海底へ

早速地中に潜りたいと思います。

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斜坑を下ります。

この列車に乗って地下へと向かいます。

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重そうな扉。 線路は斜めに敷かれています。

ここから地中に降りた先の景色はというと…

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真っ暗。

照明がかなり少ないので真っ暗です。

ここはもともとトンネルを掘るために

使っていたところなので、

当たり前といえば当たり前なのですが。

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トンネルの構造。

トンネルを掘るのにトンネル掘ってます。

真ん中の太い線が列車の走るところですが、

本当に海の下を通っています。

そのためかすごい湿気でした。

湧き水もそこかしこから湧きまくってた記憶が。

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本来は先に行けた。

柵がついていますが、

ここの先には日本で2つしかなかった

(両方青函トンネル内)

竜飛海底駅がありました。

北海道新幹線開業により現在は廃止されましたが、

現役時代は本当に駅として営業していました。

工事が始まる前はここを見学できたそう。

もう帰ります。

見学も終わり、お昼ご飯をいただきました。

海鮮丼をいただいたと思いますが、

ブログにあげるなんて考えてもいなかったので、

写真はありません。 ごめんなさい。

しかし窓からは…

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紫陽花。

紫陽花が咲いていました。

雨でよく見えないけど()

帰路

さて、同じルートで帰ります。

いろいろ省略。(圧倒的素材不足)

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さよなら三厩

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青森の日常。

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こんな景色のところに住んでみたい。


三厩からももちろん爆睡。気づいたら弘前

しかし途中かろうじて車窓を撮っていた模様。

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普通にいい景色。

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東北らしいよね。

そして電光石火で青森へ逆戻り。

(ああ…素材がない…)

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2晩目。

急行はまなすに再びお世話になります。

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次の駅が書いてないんですがそれは

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同じく上段。

本当に最低限のことしかしていない。

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ここだけ抜かりない。

そして…

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撃沈。

寝た。翌朝までぐっすり。

 

お は よ う

この4文字が放送で流れて目が覚めた。

その場所はもう札幌の手前。

いっそいで降りる準備。

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駅員に起こされることは免れた

寝ぼけているのか写真もピンボケ。

これはひどい

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この車両を見ることはこれ以降2度となかった。

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最初で最後の旅になった。

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こんな状態の車両も。

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最後まで見送った。

もう乗ることはなかったのでたくさん撮って、

駅を出ていくところまで撮りました。

趣味の原点である寝台車(古いやつ)が

無くなるのは小学生ながらすごく残念であり

悲しかったです。 本当に。

なのでイマイチ現代の鉄道は本気で楽しめません。

楽しいことは楽しいけど。

復活でもすればいいんですけどね。

そんな記憶に残る旅でした。