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掘り下げても掘り下げても終わりのない乗り物趣味の探求記

鉄オタの過ごした春休み(3年次北海道編1)

 

donkou-biyori.hatenablog.com

 ↑前回↑

お久しぶりでございます。

呑気におうち時間を過ごしていたら

こんなに時間が経っていました。

ここのところ本当に趣味をしなくなったせいか、

ついに頭がおかしくなり

(もともと普通の思考をしているとは到底思えんが)

何に対してもやる気が起きないという

状態になってしまったみたいで、

ボーっとした毎日を送っていたら

3週間もたってしまっていました。

 

まあこんな話題は置いておいて本題へ。

今回は情報量がかなり多めなので、

1日1日は短く切っていきます。

 

最狂!卒業式の日

卒業式の日というのはやはり印象に残りますよね。

私も同じように、とても印象に残っています。

(普通とはかなり違う意味で。)

卒業式のその後

卒業式を終え、友人との別れの挨拶を一通り終え、

家に帰った筆者は全力で準備をしていました。

何の準備か? 答えは簡単。

卒 業 旅 行

なにも式当日に行かなくてもいいだろうよと

思うかもしれませんが、同行する友人が

海外に引っ越してしまうことになったため、

予定を突っ込んだ結果こうなりました。

そんなこんなで、

二週間にも及ぶ史上最長にして最狂の旅行が

始まろうとしていたのでした。

電光石火

準備を終えて筆者一行三人衆は羽田空港へ。

そう、のっけから鉄道をすっ飛ばして

航空機を利用したのでした。

予定はかなり早くから組んでいたので、

航空券は半年くらい前に確保していました。

(おかげで安かった)

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何気にスペシャルマーキング機だった。

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スカイマークに乗るともらえるキットカット

その行先はまさかの北海道。

筆者の祖父母の家に滞在しつつ一週間もの間

特急乗り放題切符をフル活用し

まずは北海道を周遊していたのでした。

初日から最果てへ

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アイヌ語由来の地名。

翌日、筆者一行は稚内を目指しました。

勘のいい方はお気づきかもしれませんが、

稚内はこういった駅です。

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まさに最果て。

そう、日本最北端の駅。

鉄道趣味をやっていれば一度は訪れたい場所。

初日に選んで正解でした。

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この類の看板がたくさんあった。

北海道に住んでいたことがありながら、

行ったことがなかったので初日から

テンションMAXだったと覚えています。

 

夕飯は駅弁

写真をあさっていたところ、

この日の夕飯は駅弁だったようです。

こんな美味しそうな。

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北海道といえば

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やっぱカニっしょ。

かにめし。

一番好きな駅弁が今でもかにめしですが、

この手の食べくらべ系は初めてでした。

北海道初日はこんな形で終了。

 

散財

二日目の行先は流氷や監獄で有名な網走。

そこまでももちろん列車ですが、

まだ二日目だというのに大金を使いました。

その対象は↓

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GREEN CAR

特急オホーツクのグリーン車

中3の乗る乗り物では明らかにありませんが、

北海道の雄大な景色を楽しむため課金しました。

5時間近い乗車時間も飽きることはありません。

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窓が縦長なのが特徴。
着いたはいいんだけどさ

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網走駅にあった持ち込み禁止品の案内。 意味は死体なんだそうです。

網走に着いた一行はせっかくだから観光しよう

ということになったので、あるかどうかの

確証のない(死亡フラグ)流氷を見に行くことに。

その結果がこちら。

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大爆死。

はい。海の状態はお察しください。

流氷を拝むことはできませんでした。

船に置いてあったものを見ることしか

叶いませんでした。 まさに散財。

タダで帰るもんですか。

このままでは来た意味がないので、

鉄道のネタぐらいは回収して戻ろうと、

網走駅からある駅に向かいました。

その駅は↓

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誰が何と言おうと駅です。

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駅名標に時刻表を貼っていくスタイル

南斜里という駅。

ホーム以外の構造物は存在しません。

利用者はこの時間帯に関しては私たちだけ。

北海道ではこんな駅はざらにありますが、

よく廃止されないものです。

人情

かろうじてネタを回収した一行は、

帰りも同じくオホーツク号で帰ったのですが、

ここである出来事が。

私たちは帰りの列車で前の見える

座席を狙っており、急いで座席に行きましたが、

すでに先客が。

あきらめムードでほかの席に行こうとしたところ、

その方に呼び止められたのでした。 そして

「いつも乗ってるからここ替わるよ。」と。

なんと優しい言葉でしょうか。

こんなオタク全開の私たちに

席を譲っていただきました。

お言葉に甘えて景色を楽しみ、札幌へ帰りました。

また乗務されていた車掌さんが朝の列車の方と

同じだったようで、

「朝のグリーン車のお客様ですよね?」と

声をかけていただきました。

また車内放送では真意は不明ですが、

私たちが鉄道ファンであることを察して

頂いたのか、めったに使用しない

オルゴールのチャイムを鳴らしていました。

札幌に着いたところで車掌さんにご挨拶に

伺ったと覚えています。

人との出会いもまた旅の魅力であるのだと

再確認した日でした。

 

次回

今回はこの辺で。

次回はこの続きの様子について書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。