Go by local-train

掘り下げても掘り下げても終わりのない乗り物趣味の探求記

モノクロの似合う路線(ほどよいローカルさで完結編)

donkou-biyori.hatenablog.com

↑前回。 

 

前回の海芝編では海芝浦駅が

主題となっていましたが

今回は中間の駅について書いて

このテーマを完結させようと思います。

 

浅野駅

さて、タイトルにもある通り

この鶴見線はほどよくローカルな

雰囲気が漂う路線です。

海芝浦駅から帰るときに乗り換えで使った

浅野駅での風景がこんな感じ。

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よく見るとホームの屋根の柱が木製。

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カーブしたホーム。

なんというかこう、

一見すると神奈川県ではないような

風景です。

雑草が線路に生えていますが

一応現役バリバリの路線です。

ホームがカーブしていますが、これは鶴見線

湾岸部を走行しており、

駅がこんな感じになっているためです。

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頑張って作った。

小学生並みのクオリティの図で説明しますと、

下の方に曲がっていっているのが

前回紹介した海芝浦方面への線路。

浅野を出るとほぼ90度カーブするので、

それなりにスペースが必要になるのですが、

ホームを別に設けないと先の公道に線路が

被ってしまうので無理やりとっつけた

感じのホームが設けられました。

 

初見殺しのホーム

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落ちそう

そんな環境故電車との間隔はこんなに広いです。

決してJR東日本からの嫌がらせではないのですが、

降りるときにスマホでも見てたら

どうなることやら…

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踏切で行き来。

またホーム同士の行き来には踏切を

用いるのも特徴の一つです。

しかも二個。

図では赤い四角で示しています。

これはホームが狭くて跨線橋がかけられない

ためで、これも面白いところ。

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ホームが高く見える。

ホームを見上げることもめったにないので

撮影が結構楽しいです。

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踏切じゃないと撮れないアングル。

 

乗り換えルートは図に示した矢印の通りです。

一回の乗り換えでこんなに

線路を直接またぐのは

関東だと鶴見線ぐらいだと思います。

 

モノクロが似合う。

そしてこの浅野駅、

モノクロ写真(ようやくかよ)が

とても似合うのです。

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パッと見昭和。

完全に平成を飛び越え昭和チックな

風景になっていますが、

当然、撮影したのは令和の時代です。

草の生えたホーム脇や

レトロな屋根がいい味出してて

どこを撮っても昔っぽくなります。

椅子と絡めるとこんな風に。

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やっぱ写真が上手い。

提供ありがとうございました。

加工したものも掲載してよいとの事だったので

ありがたく。

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ネ申ですね。

どうやったらこんな編集ができるのやら。

本当に頭が上がりません。

ほかにも景観の素晴らしい駅は

鶴見線に多数存在するので、

皆さんも世の中が落ち着いたら

乗ってみてはいかがでしょうか。

鶴見線を訪れる際の注意点

鉄道に詳しくない人がやりがちな

鶴見線でのこととして、

来た駅から逆戻りする際に

「運賃」を払い忘れる

ことです。

分かりやすいのが海芝浦駅。

海芝浦駅は行き止まりなので、

当たり前ですが来た道を逆戻りするわけですが

その際にICカードをタッチしなかったり、

きっぷを回収箱に入れ忘れることが多いようで、

(フリー切符はダメですけど!)

それをしてしまうと帰る際にいろいろと面倒な

事になるので、絶対に運賃は払いましょうね。

(当たり前ですけど。)

 

結構今回もめちゃくちゃな記事の書き方

(タイトル詐欺とかタイトル詐欺とか)

をしてしまいましたが、

お楽しみいただけたでしょうか。

非日常を味わうには最適な場所なので、

ぜひ乗車していただきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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放課後群馬 の続き(ムーンライトで行ってみた編)

donkou-biyori.hatenablog.com

最初に

今回で完結します。

 

前回はムーンライトながらの紹介を中心に

長めの記事を書きましたが、

じゃあ実際乗ってどんなことができるのか、

今回は書いていこうと思います。

とにかく夜が遅い

これは夜行列車なので当たり前といえば

当たり前なのですが、

この列車はほかの夜行列車とは異なり、

とんでもない時間に駅に停車して

ドアを開けます(つまりその駅から乗れる)

その最たる例が静岡の浜松駅。

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このアングルも過去のもの。

この写真は過去に撮ったものですが、

撮影した時間、

なんと3:02。

深夜の浜松駅で以前は2:46~3:16まで

30分も停車していました。

(現在は短縮されている。)

なんとも恐ろしいことですが、

実際意味はあるのかというと、

数人ですが乗降があったりします。

また深夜の東海道線は貨物列車が

大量に運行されているので

それに追い抜かれるという意味もあります。

まあ寝ていれば関係ないのですが、

外の空気を吸うには最適です。

大垣についたら

終点の大垣に着くと、

以前はあることが起こっていました。

それは鉄道ファンなら大体知ってる(はず)

エクストリームスポーツ迷惑行為、

大垣ダッシュ

これはムーンライトながらの乗客が

大阪方面に乗り継ぐ際に席にありつこうと

ホームや通路を走るというものでした。

乗り継ぎ先がムーンライトながらの10両に対して

4両に短くなり、さらに時間も

3分しか猶予がないために

起こってしまっていましたが、

現在は8両に増強され、

時間も8分まで増えたので

事態は収束したことでしょう。

安心に快適に使えます。

その後実際に観光してみた!

この後筆者一行は

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上洛。

京都で途中下車。

ここで途中下車の予定でしたが、

ここで事件発生。

連れの一人が旅行中の命ともいえる

18きっぷを紛失()

(連れの18きっぷは連れが個人で買っていた)

いや、正直死んだと思いましたね。

とりあえず改札を出るわけにはいかないので、

メンバー4人で大捜索開始。

最終的には連れの本に挟まってました。

しおり代わりかっての。(笑)

皆さんはなくさないように!!!!

 

ハプニングの後はタイムロスを

取り返すために電光石火で大阪へ。

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やっぱこれだね。

大阪といえばやっぱりたこ焼き。

やまちゃん 難波店でいただきました。

takoyaki-yamachan.net

何気にやまちゃんのたこ焼きをいただくのは

この時(2019年12月)で3度目。

大阪に行き始めてから毎度立ち寄ってしまうくらい

本当にいいお店です。

(食レポは下手なのでカット)

その後はというと

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つーてんかく

通天閣へ。

その周辺で見つけたのがこちら。

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食えないよこんなん

横綱メガ盛り、ねぇ。

いつかはチャレンジしてみたい気もするけど…

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収益は大丈夫なんですかねぇ…

関東じゃ発見は困難な価格帯の自販機。

迷わず50円の商品を購入しました。

ぶっ飛んだものばかり見ていったあとは

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都電ぐらいでしか見れない代物。

途中で阪堺電車に遭遇。

今となっては珍しい路面電車

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一度は乗ってみたい。

次行った時には乗ってみようと思います。

 

そんなところで大阪を出て、

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駅から見れます

有名な姫路城へ。(行ってない)

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本当に一本道。

駅に姫路城を見るためのデッキがありますんで

歩くのがめんどくさい人でも大丈夫!

(特に私とか)

 

それから少し戻って兵庫県のとある路線に乗車。

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いや行先が出てないんだが

本来走っている車両が検査中だったので

こんなことになっていますが、

いつもは

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THE・レトロ

筆者大好き国鉄電車103系が走っている

和田岬線に乗車。

この路線、なかなか興味深い路線で

始発の兵庫駅を出ると次は終点。

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本当に本数が少ない。

車両も路線も面白さ満点ですが、さらに

本数が少なく休日は朝夕の二往復しか

走らないとてもクセのある路線です。

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休日はがらんどう

工場地帯に通勤するための人の路線なので

仕方ないのですがね。

これは少々マニア向け。

 

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さっきも来てたよね??

かれこれやっているうちに

帰りの時間になったので姫路駅へ戻ります。

なんでわざわざ戻ってきたのかといいますと、

帰りに大垣方面に行く電車が

絶望的に混んでるから。

やはりみんな同じことを考えているのか、

ムーンライトながらで旅行した帰りは

大体同じ列車に乗って大垣を目指しますが、

神戸や大阪からは席につけたことがありません。

なので列車の始発の姫路から

乗ることになりました。

やっぱり座っていきたいです。

筆者は姫路城観光についでに

ここから帰宅を始めるのをお勧めします。

 

そして大垣に到着し、

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帰りもお世話になります。

ムーンライトながらに乗って

関東へ帰ります。

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もはや頼もしい。

帰りのながらではだいたい爆睡ですが、

今回も例にもれず爆睡。

でも裏を返せばこんなに盛りだくさんな

旅ができるということです。

コロナが収束したらぜひ一度

18きっぷムーンライトながら

旅をしてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

放課後群馬 の続き(ムーンライト紹介編)

donkou-biyori.hatenablog.com

↑前回の様子↑

一週間経ったった。

お久しぶりです。鈍行大好き人間です。

ここ最近記事のネタがいきなりぶっ飛んだりしたり

投稿しなくなったりということがあって

コロナに倒れたかと思われたかもしれませんが、

安心してください。

生きてます。 (生存確認)

 

さてさて、今回は一週間以上放置していた

「放課後群馬」のネタです。

鶴見線のネタはこれが完結してから

書くことにします。

donkou-biyori.hatenablog.com

 

前回は後編と書いておきながら

完結させないという

読者をだますようなマネをしましたが、

それには理由がありまして…

 

なんとこの後私、関西に行ってました。

 

普通に頭おかしいですよね。

一応土曜とはいえ学校ありましたからね。

 

それなりの大作になっちゃいそうだったので

いったん群馬は群馬で終わらせました。

なわけで本編行きます。

 

夜から関西行きます。

というわけで群馬県は高崎から瞬間移動して

おなじみ東京駅までやってきました。

東京駅からも、もちろん列車で移動します。

乗車するのは…

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青春18きっぷといえばもはやこれとセットかも。

普通平塚行きじゃないです。

その下の

快速 ムーンライトながら

 (↑初めてカラーフォント使ったかも。)

名前のムーンライトは夜を意味し、

「ながら」は列車の目的地である

岐阜県にある長良川からとられています。

青春18きっぷの代名詞的な列車です。

そこまで言うのには理由がありましてですね

この列車、快速であることに

大きな意味があるのです。

青春18きっぷとはなんぞや?

この日私が使用している

青春18きっぷ」は、

一日当たり¥2410で全国のJR線の

鈍行、すなわち普通列車

(特急、新幹線など以外の列車こと)

が乗り放題になる、

申し訳ないくらいお得な切符なのです。

5回分がセットになっているのを

使いきれるかどうかが難しいところですが、

余った回数をほかの人と同時に

使うこともできるので、

(3回分を3人で使うなど)

案外使い切りは簡単だったりします。

とまあこの切符で快速列車は乗れるので、

当然、ムーンライトながら号も利用可能です。

ただ、この列車は全車指定席なので、

普通の快速とは異なり座席指定券(¥530)

が必要です。

これを確保するのは結構至難の技で、

乗車3週間前でも、帰りは空いていても

行きは空いていない、なんてことが

よくあります。

それだけ人気ってことですね。

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ムーンライトながら号に使われる185系。 伊豆特急踊り子号でおなじみ
ムーンライトながらが人気な理由

ムーンライトながらが人気なのにはいくつか理由があり、

  • 低価格
  • 到着が早い
  • バスより快適

という点です。

まず価格については先ほども述べたとおり、

東京駅からの場合、

青春18きっぷ一回分(¥2410)

     

   指定券(¥530)

     +

小田原駅までの乗車券(¥1520)

計¥4460で名古屋、乗り継いでいけば

大阪よりも先に行くこともできたりします。

気になった方もいらっしゃるかもしれませんが、

小田原駅までの乗車券がなぜ必要なのか?

ということですが、

答えは単純、

東京~小田原間の運賃より

青春18きっぷ一回分の値段が高いということ。

余っていて使う予定がなかったり、

ムーンライトながらに乗る日も

18きっぷを使っているなら話は別ですが、

貴重な18切符を無駄にしなくて済むので

この方法を強くおすすめします。

 

次に到着時間についてですが、

ムーンライトながら自体の終点は

岐阜県大垣駅で、

途中の名古屋には5:11、

大垣から乗り継げば京都には7:30、

大阪には8:02(いずれも平日の時刻)

と、夜行バスと同等の時間に到着することが

できます。 強すぎんよこれ

これなら観光の時間が足りなくなることも

ありませんし、より旅を楽しめます。

 

最後の快適さについてですが、

これには多少個人差があると思うので、

筆者自身が感じた快適さについて

書きたいと思います。

 

まず夜行バスとの決定的な違い。

それは席から立って気分転換できる点です。

夜行バスでも休憩時に外へ出ることはできますが、

それには時間の制約があるので、

走行中も客室から出られるのは

結構違うと思います。

そして気になる座席は、

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特急でも使ってたのでリクライニングしますよもちろん

なんだこれ、ブレてる。

 

 

見てわかる通り(開き直り)、

夜行バスと同様リクライニングします。

それに前の座席からテーブルも出るので、

飲み物とかを置くのに困りませんね。

あるのとないのでは大違い。

 

注意点

ここまで紹介したことは+の点ですが、

注意しなければならない点もいくつか。

具体的には…

  • 一晩中電気つけっぱ
  • モーター音
  • 窓がうるさい

といったところでしょうか。

電気がつけっぱな理由は

防犯上であるといわれています。

確かに暗いよりは効果があるとは

思いますが、寝るにはつらいですね。

アイマスクや上着を使って対処するのが

いい解決策だと思います。

 

あとはモーター音。

これは電車なので仕方ない部分もありますが、

気になる場合はヘッドホン等を使うのが有効。

 

窓がうるさい とはどういうことかといいますと、

使っている車両、185系は窓が開く

(間違えても夜開けてはいけない)ので

窓が固定されていません。

そのため列車とすれ違うと

バタン! と大きな音を立てます。

なのでこの列車においてヘッドホンは本当に有能。

 

さて、

ムーンライトながらについてつらつらと

書き綴ってきましたが、

乗車した時の様子はまた別記事にて

お伝えしようと思います。

 

最後まで読んでいただきまして

ありがとうございました。

モノクロの似合う路線(海芝編)

近くで海が見たい

というときありませんか?

 

どうもです。

海が見たくなった時に

おすすめの場所があります。

その場所は…

 

鶴見線です。

「鶴見」自体は京浜東北線の駅として有名ですが、

その名前の路線があるということを

知っている方は少ないと思います。

(この私でも小5になるまで知らなかった)

今回は自分としても久々な鶴見線を簡単に

巡ってみました。

始発の鶴見駅はネタ三昧

始発となる鶴見駅にやってきました。

そうすると早速、

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貨物列車を牽引してきたEF65

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クマイチでおなじみ

私にはまさにどストライクともいえる

機関車たちがお出迎え。

一枚目のEF65は一番好きな機関車の一つですし、

二枚目のEH200 901号機(クマイチ)は

このシリーズで一番最初に製作された

試作機であり、それを901のナンバーが

表している唯一無二の存在です。

本題の鶴見線に入る前にネタが二個も

登場してしまいましたが、

話を戻して鶴見線に乗車し、

最初の目的地の海芝浦駅へ。

海が目前。海芝浦駅

到着して0秒(ファッ!?)で広がる景色がこちら。

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ホームがもはや崖です。

一歩踏み外したら溺死まっしぐら(私は泳げるが)な

プラットホームから眺めた景色。

これ駅ですよ。信じられます?

それに所在地は神奈川県です。

とにかく驚きしかないこの駅にはまだまだネタが。

なんとこの駅、

駅の外に出られません。

いきなりお前何言ってんだって感じですが、

これは紛れもない事実。

その理由は駅のある場所です。

この駅は東芝の工場内にあるので、

関係者以外は駅から出ることができないためです。

この日は鉄道ファンでない友人と訪れましたが、

その友人もかなり驚いていた様子でした。

出ることができない、といっても

運賃を支払うための簡易的な改札機は設置されています。

しかし、きっぷを買うための設備がありません。

そのため…

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私が撮り損ねたものを友人がカバーしてくれました。 構図うまい。 感謝。

このように、この駅から乗車したことを証明する

紙を発行する機械が設置されています。

旅の記念にもいいですね。

またこの駅には

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芝公園。 社員の方が命名されたとか。

このような景色を眺めるのに最適な

小さな公園が整備されています。

ここから見る景色は日によって表情を変えることでしょう。

景色に見とれていると列車が行ってしまいます。

鶴見線は非常に本数が少ないので、

訪れる際にはお気をつけて。

ぜひ一度訪れることを強くおすすめします。

次回はタイトルのモノクロの写真が

やっと登場します。

お楽しみに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

放課後群馬(後編)

donkou-biyori.hatenablog.com

 

↑前編はこちら。

ようやっと出発

前編に続き、今回はいよいよ出発。

さて、乗車するのは

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往路の「ELYOGISHA よこかわ」号 行先表示

「EL・SL YOGISHAよこかわ」号です。

いつも群馬のSLは日中に走るのですが、

列車名の「YOGISHA(夜汽車)」が意味する通り、

そう、夜を走るのです。

このYOGISHAシリーズは、

ワンシーズンに一度か二度しか運転されない

非常に珍しい列車です。

ただ夜に走っているだけじゃないか。

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

前編でも記した通り、SLを使用した

夜に走っている列車というのは

昔は長距離を移動する人々にとっては

ポピュラーな存在だったのです。

なので懐かしいと思う人もおり、

それゆえ現在も珍しいものの

さらに珍しいものとして

ときたま運転されています。

またレトロ感を演出するため、我々が乗る客車も

 

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国鉄12系客車

これまた現代では見ないような外観。

車内も…

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筆者大好き国鉄ボックスシート(過去に撮影したもの)

都会の電車とは違ってふっかふかな

4人掛けのボックスシート

いろいろなところから旅を盛り上げてくれます。

実を言うと、この列車への乗り換え時間が

かなり少なく、撮影できたのはSL本体の写真と

行先表示だけでした。(学校がギリギリだった!)

バタバタしましたが、

列車は無事に出発。

往路は車内の雰囲気を中心にぼーっと楽しみました。

そして列車は折り返し地点の横川駅に到着。

雰囲気最高!横川駅

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到着。横川駅

そうこうしている間に到着し、

冬の夜の空気(わかりますかこれ)

満点のホームに降り立ち、先頭についている

EL(電気機関車)を撮影。

ELという呼び名は、SLの要領で

SL(Steam Locomotive)

EL(Electric Locomotive)

と呼ばれます。

 

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ELの一種、EF64

ELも間近に見ることは普段めったにできませんし、

特にこのEF64のような古いタイプになると

走っているところもめったに見られませんから、 

写真撮影も何倍も楽しいわけです。

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1980年製。 40歳。

一通りELの撮影が終わったところで今度は編成全体を。

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後ろの方でSLがモクモク。 夜だからこその風景。

そして復路で先頭になるSLサイドへ。

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反対側のホームの端から。 正面を入れたかったところ。

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SLから後方に向けて。 蒸気がいい味を出してくれている。

そうこうしているうちに行先表示も変わり、

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復路はSLが牽く。

列車は横川駅を出発。

時刻はもうご飯時だったので、

横川駅おなじみのあの駅弁を購入しました。

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横川駅といえばこれ。

そう。

峠の釜めしです。

筆者はこの駅弁に出会って早三年。

どっぷりはまって

行くたびに買っているので

部屋中釜まみれです。

そして中身。

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開けるたびにやってくる幸せ。

具の一つ一つにしっかり個性があり

炊き込みご飯も何度食べても飽きない、

まさに至高の一品です。

片道あたり一時間の乗車時間も

味わっているうちにあっという間に過ぎ…

ついに、到着。

これから帰路につき、完結するのがスジですが

この旅、まだ終わりません 。

さあ、これからどのような展開を見せるのか?

書きあがるまでゆっくりとお待ちください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

放課後群馬(前編)+ごあいさつ

donkou-biyori.hatenablog.com

まずはじめに、ごあいさつ

さてさて、いよいよ本格投稿となりました。

現在コロナウイルスが猛威を振るい、

世間では、なにかと自粛ムードで

外出も控えなければならない今日この頃、

何かやれることはないかと模索し…

たどり着いたのがブログでした。

休みの間だけとは言わずに、

過去の旅行の様子や

日々の活動について発信していこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。

それでは本題

2019年12月下旬、土曜日。

休日でにぎわう街を横目に、

私は、全力ダッシュで帰宅をしていました。

私は私立学校の学生なので、

土曜日も授業があるわけです。

普段ならゆっくりまったりと帰宅するところ、

全力で帰宅する理由。

それは…

 

 旅行ですねえ!

 

放課後にすぐに旅行に出発すること自体、

学生じゃ普通ありえませんし、

かなり旅行をしてきた私にとっても

初めてのことでした。

では、どこに行くのか。

それは、群馬です。(普通に遠いよ)

そこまでして放課後に行く理由があるのか?

あります。 それがこれ↓

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今回の大目玉、蒸気機関車C61

そう、蒸気機関車です。

まず都会では見ない代物ですよね。

そもそも蒸気機関車とは?

簡単にこの蒸気機関車について説明すると

蒸気機関車というのは写真にも写っているように、

丸い筒のようなボイラーを用いて

石炭を燃やした熱で湯を沸かし

そこで生まれる蒸気を使って

車輪を回して走るものです。

力の源が蒸気だからと侮るなかれ、

「機関車」の名前の通りすごく強いパワーを持ち、

最前線で活躍していた時は

多くの客車や貨物を引っ張っていました。

現在はその価値が評価され、

ここ群馬以外にも北海道、新潟、山口など

全国各地で保存運転が行われています。

まぁとにかく貴重なこの列車に

放課後わざわざ乗りに来たわけです。

ここで前編はいったん終わりで、

これからの詳しい旅の様子は追って投稿します。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

donkou-biyori.hatenablog.com